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コラム/トピック

Vol.39 今風の音楽の楽しみ方

2012/02/13 文:nori

私の知人は今、福島からのメッセージを音楽で発信しようと県内のアマチュアミュージシャンたちに声を掛け、オリジナル曲のアルバムCDを企画しています。完成した楽曲を幾つか聴かせていただきましたが、完成度も高く、元気づけられるものばかりです。近年楽曲を作成するツールが手軽になったため、普及しつつあるタブレットで作曲した方もいます。
私もタブレット版の楽曲作成ツールを持っていますが、サンプリングされた音源は質が高く、ギターやベースの弦を指で弾くと弾いたスピードにあわせて音が出力されます。アプリは安価にも関わらず、質感はかなり良いものです。楽器メーカ公認のアプリもあると聞いています。タブレットのスピーカでは特に低音が不足がちですが、 オーディオ機器につなげれば低音がより気持ち良く出ます。直感で操作できる&利便性の高いタブレットと表現豊かなオーディオでよりクリエイティブな気持ちになれそうですね。
さて話は戻り、4月にはCD完成記念?のライブが計画されています。前出タブレットで作曲した方は楽器演奏メンバーをこれから探さなくてはと話していました。作曲した音を意図した通りに再現するのは大変ですが、これも楽しみの一つかもしれませんね。私もバックコーラスで手伝うのでこれから練習が始まります。ついていけるかな?

Vol.38 最近のヘッドホン事情

2012/01/27 文:T.M

年が明けたばかりの1月10日から13日にラスベガスで開催された、世界最大規模の消費者向け家電製品の総合展示会「2012 International CES」を視察してきました。
今年もスマートフォン関連新製品の発表や、スマートフォンを使った新しいライフスタイルの提案を中心に各社が積極的にアピールしていましたが、私が注目したのはヘッドホン関連製品の出展が昨年に比べて飛躍的に増していたことです。
昨年視察した時には無かった、ヘッドホンのみを出展するブースの数が増えたことは勿論ですが、これまでもヘッドホンを出展していたブースが、そのブース規模を拡大したり、また、ヘッドホンコーナーを充実させていたことも印象的でありました。
そして、その特徴としてまず目についたのは、デザインやカラーがとてもバリエーションに富んでいたことです。ヘッドホンと言えば、音楽を高音質で楽しむ機械的なツールとしての役割が大きく、一昔前までは無骨な感じのデザインばかりでしたが、これらを見ると もはやヘッドホンはファッションアイテムの1つとして認識されていることを実感いたします。
また、ヘッドホンの用途も多様化しています。例えばご自宅で映画を観るときに、大画面で迫力ある映像と音を楽しみたいという方は多いと思いますが、音はどうしても住宅事情などに制限されてしまいがちですよね。そんな時はワイヤレスのサラウンドヘッドホンがお勧めです。臨場感あふれるサウンドが楽しめます。
皆様も一度、家電量販店のヘッドホンコーナーを覗いてみてください。きっと、その数の多さにびっくりすることと思います。いろいろと聴き比べてみるのも面白いですよ。

Vol.37 耳を大切に

2012/01/16 文:S.T.

歳を重ねて老眼を実感するのとは違い、よほど耳が遠くならない限り聴覚の衰えは感じにくいと思います。しかし実際には加齢に伴いまず高音が聴こえなくなってきます。人間の可聴周波数上限の20kHzまで聴こえるのは20歳台までです。そして徐々に中高音の感度も低下し、日常会話が聞き取りにくくなったりテレビの視聴音が大きいと指摘されたりして、初めて耳の衰えを自覚するものです。内耳の蝸牛と呼ばれる器官には有毛細胞があり、鼓膜の振動を電気信号に変換し脳に伝えています。大音量にさらされ続けるとこの有毛細胞が損傷し、二度と再生しないという説が有力です。携帯音楽プレーヤなどで大音量を聴き続けると、老人性難聴が早く訪れかねません。また高脂血症や糖尿病などの生活習慣病は、有毛細胞の老化を早めることが分かってきました。
ところで十数kHz以上の高音が聴こえなくなっても、音楽を聴いて高音不足を感じることはまず無く普通に楽しめます。耳の衰えが緩慢なので気が付かないのか、脳が補完するからなのか分かりませんが幸いなことです。職業がらスピーカを弦波信号で鳴らすことがよくあります。その時に「若い頃は〇〇kHzまで聴こえたのに・・・、でもスピーカを耳元に近づければ〇〇kHzまで聴こえるぞ・・・」などと一喜一憂していますが、年頭に当たって、末永くいい音を楽しめるように耳を大切にしていきたいと思います。

Vol.36 2011年を思う

2011/12/26 文:yano

今年は年初から大きな自然災害や人災が続きマヤ歴の2012年が事実かと思わせる年でした。それはさておき、オーディオ界を見渡してみると、手探りながらも新たな潮流が生まれつつあるのではないかと感じさせます。市場が育ちつつあるネットワークオーディオやPCオーディオは携帯プレーヤ世代を取り込めるチャンスでもあります。さらにCD以降本格的にHDサウンドが再生できることで制作側も含めて盛り上がりつつあります。サラウンドサウンドはDVDオーディオが衰退した中でデジタル放送に期待したものの景気低迷の影響を受け元気がありませんでしたが、ライブサウンドや自然音の再生といった新たな分野で活発に作品が発表されています。このように、オーディオが低迷していると言われている中で、新たな目が育ちつつあることを感じられたのが2011年ではないでしょうか。来年は辰年、上り龍のごとく大きな飛躍の年にしたいものです。

Vol.35 日本の音を見直そう

2011/12/09 文:TED

日本オーディオ協会が主催する12月6日の「音の日」に今年の「音の匠」が顕彰されました。今年は尺八奏者の三橋貴風氏が「音の匠」に選ばれました。三橋氏は竹の断面構造に着目し、水道工事に使う塩ビ管に特殊な塗装処理を施すことで竹製の尺八にきわめて近い音色を出すことができるノブレ管尺八を開発し、小中学生や初心者に尺八を体験してもらう活動を続けて来られた方です。日本古来の楽器には西洋楽器には無いような複雑な音色を出すものが多く、その音色が日本人の繊細な感性に働きかけているようです。
お正月には雅楽をはじめとした日本古来の楽器演奏が各地の神社等で演奏されます。ぜひ日本の伝統楽器の音色に注目して初詣を楽しまれたらいかがでしょうか。

Vol.34 オーディオイベントが終わって

2011/11/08 文:yano

今年はオーディオ&ホームシアター展(音展)が10月に開催されたこともあり、9月末から11月初旬まで各種オーディオイベントが毎週のように開催され、オーディオファンは大いに楽しめたことと思います。各イベント共に多くの来場者で賑わい、オーディオ回帰かと思わせる状況でした。この中で大きな流れとしては、やはりPCオーディオやネットワークオーディオと呼ばれる新たなオーディオ機器が中心となりつつあることだろう。ハイエンド機器からAVアンプ、セットステレオまでDLNAやUSB端子を持ち、CD以外のコンテンツを楽しめるようになってきている。しかし、これらは接続の問題がつきまとっているため、まだまだ普通の人にとって敷居が高いのも実情です。近い将来、この問題が解決されれば新たなオーディオの世界が広がると信じています。そして、是非実現したいのがDLNAにもサラウンドコンテンツを流せるようにしたい。そうなればホームシアターの世界もさらに広がっていくだろうと思うのは私だけだろうか。

Vol.33 オーディオ&ホームシアター展での楽しみ

2011/10/27 文:テリーズ

先日アキバで開催されたイベントは、会場に足を運ばれた方も多いのではないでしょうか。わたくしも出展者になったり主催側にまわったりしながらもユーザーの一人として充分に楽しむことができました。サラウンドサウンドも技術革新が進んでいて本格的な5.1チャンネルホームシアターからヘッドホンによるサラウンド再生まで素晴らしい体験ができました。
そんな中レコード協会出展の「良い音楽を良い音質で楽しもう」ブースでは高音質高品質CDの音の違いを体験できるコーナーを設けていました。音楽CD誕生から来年で30年ですが再生音の向上を目指した沢山の取り組みがレコードインダストリー側でも着実に進めてくれていることが一目で分かります。
ネット経由で簡単に音楽ファイルが手に入ってしまうご時世ですがディスクメディアでの音楽再生にこだわっていきたいですね。

Vol.32 自然界は“サラウンドサウンド”の世界

2011/09/29 文:K.N

昨日は久しぶりに天気が回復、帰り道を変更して、広い畑の中の道を歩きました。 明かりがほとんど有りません。周りはものすごい虫の声です。耳を全開にしてみますと 時々キーの高い鳴き声がします。頭上では飛行機が高い高度をゆっくり移動していきます。時折、林の向こうからは電車が通過して行く音が聞こえます。まさに音に包まれています。 これは音の大パノラマ、これこそがサラウンドサウンドの世界です。
ここでちょっと「音のはなし」ですが ノイズには「雑音:振幅や周波数が不規則に変動」と「騒音:望ましくない音、不快と感ずる音」が有ります。
畑の中の状況は、虫の声「雑音」の中に特定の鳴き声や飛行機等の移動音が加わっており、 ノイズ「雑音」のオンパレードですが心地よい素晴しい世界が展開されています。 一方、私たちが日常暮らす周囲の音「雑音」は意識しないと聞こえません。感ずるのは「騒音」ばかりです。文明の作られた音「騒音」の氾濫で、心地よい音までも、耳に届いていても聞いていない状態なのでしようか。
サラウンドサウンドの世界はいつも私たちの周りに有り、特殊な世界ではありません。小さいころから、海や野山、畑や校庭、スタジアムや教会など、沢山の素晴しい経験をしています。昔の体験等を思い出しながら、あらためて耳を傾けてください。感動です。

Vol.31 プラネタリウムでサラウンド

2011/09/16 文:AS

この夏、何十年かぶりにプラネタリウムへ行きました。昔は、星や星座を観賞するだけの設備でしたが、最近のプラネタリウムは、星の投影部分をドームスクリーンとして利用する映画館のようになっているところもあり、迫力のある映像を楽しむことができるようになっています。
「再生音」についても5.1チャンネルサラウンド再生はもちろんですが、7.1チャンネルサラウンド再生に対応したシステムやさらに天頂部にもスピーカーを設置しているシステムもあります。映像も音像も自分の周囲に平面的につくり出されるだけではなく、頭上方向にも映像や音像が広がる世界は通常の5.1チャンネルの再生空間を越えた不思議な空間を創り出してくれます。
全てのプログラムが素晴らしいサラウンド再生を約束してくれるわけではありませんが、それを探してみるのもひとつの楽しみとなります。ぜひお試しください。

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